コロナ禍でのアクアリウムデビューは通販がおすすめ!おすすめサイトや賢い熱帯魚通販の使い方とは?

コロナ禍でのアクアリウムデビューは通販がおすすめ!おすすめサイトや賢い熱帯魚通販の使い方とは?

コロナ禍で通販業界が伸びているのは周知のことですが、実はアクアリウム業界も注目を集めています。

熱帯魚も今や通販で購入できるのが当たり前で、非対面で買えるなら、まさにコロナ禍のアクアリウムデビューに使わない手はないですよね。

しかし生き物を通販で買うというのは難しい点もあり、特にこれを機会にアクアリウムを始めたいビギナーの方には注意してほしい点もあります。

また、物を買う通販とは違う通例もあり、賢く使わなければ失敗や損をしてしまうリスクも。

そこで今回は、アクアリウム業界に携わり、かつ熱帯魚の通販利用も多い筆者が、熱帯魚通販の賢い使い方について解説します!

熱帯魚を通販で購入することは可能?

ベタ 

今やほとんどのものが通販で買える時代で、特にコロナ禍で通販利用は非常に増えていますよね。

通販で買える意外なものの一つとして挙げられるのが、今回紹介する生きた熱帯魚でしょう。

一見すると不安があるかもしれませんが、その実どうなのでしょうか?

生き物の通販利用はすでに当たり前

生き物を通販で購入するなんて、と敬遠される方も多いかと思いますが、実は10年以上前から、生きた熱帯魚などの通販は当たり前になっています。

特にcharmさんのような大手通販サイトが登場したことで、生体の通販購入は馴染みのものとなりました。

ちなみに哺乳類や鳥類、爬虫類などは法律上の制限により、基本的に通販では購入できません。

魚に関して言えば、町の熱帯魚屋さんも、全国に数か所しかない熱帯魚の卸業者から輸送で仕入れています。

つまり生き物の輸送についての技術やノウハウというのは、すでに確立されたものなんですね。

このため過度な心配は必要ありませんが、やはり注意点はありますので、のちほど詳しく解説します。

輸送中の温度管理はどうなるの?

熱帯魚飼育の基本として温度管理があるため、輸送中の温度管理は心配になるでしょう。

実際水槽にヒーターを入れるような確実な保温はできないのですが、こちらも蓄積されたノウハウで、ある程度安心できる温度管理はされて輸送されてきます。

輸送サービス自体は皆さんおなじみのものですが、発泡スチロール箱のような保温ケースに入れて発送されてきます。

熱帯魚を通販で購入するメリット

今回コロナ禍で人の多いお店を避けて購入できるというのを前提に紹介していますが、熱帯魚の通販利用にはそれ以外にもメリットがあります。

熱帯魚を通販で購入するとき、筆者が特に重視しているメリットをご紹介します。

ショップより安い事が多い

通販で購入する場合、近所のショップという限定された選択肢よりも、全国から広く探せるので、値段が安い場合もあります。

特に最大手と言えるcharmさんは筆者の地域よりも安い傾向にあり、お得に購入したいときの選択肢になります。

ただし場合によってはショップのほうが安い場合もあるので、必ずとは言えないメリットでもありますね。

レアな魚が探しやすい

マニアの筆者としてはこれが大きいのですが、近所で扱われていない珍しい魚を購入しやすいというメリットが大きいです。

ショップだとどうしてもよく売れる種類に偏りがちですが、ネットであればターゲットになる客も多くなりますし、専門店が通販を行っていることもあります。

例えばベタなどの専門店が通販を行っていれば、マニアックでレアな個体が見つかることも多いです。

熱帯魚を通販で買う注意点

もちろんメリットだけでなく、ショップで購入するときにはないデメリットもあります。

特に初心者の方には注意が必要なデメリットも多いので、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

輸送中に弱る・死着のリスク

通常、ショップであれば問屋から輸送されて仕入れた魚をチェックし、ある程度トリートメントして販売します。

このため弱っていれば体力を戻したり、万が一死んでしまったらそれは取り除いて販売します。

客としても、状態を確認して購入し、すぐに連れ帰ることが多いでしょう。

対して通販の場合、早くても1日、遅ければ到着まで3日程度かかることもあるので、その間に弱ったり、死んでしまうこともあります。

死んでしまった場合は保障があることも多いですが、弱った場合は体力を取り戻してあげる必要があり、弱った個体を飼育する知識や設備が必要になります。

色や状態が不明

ショップでは実際に見て判断することもできますし、親切なお店では複数いる中から個体を指定して売ってくれることもあります。

通販では、ごく一部を除いては、多くいる中からランダムに送られてくるので、状態や色などが届いてみないとわからないことも多いです。

もちろんトラブル防止のために通販側もしっかりチェックしていますし、色がわからないのも楽しみととらえればいいのですが、細かくこだわりたい方は心配になるポイントでしょう。

初心者に必要な知識が得られないことも

ショップでは、生き物を買うときにはほぼ必ず店員さんとのやり取りがあり、不安な点はその場で聞くこともできるでしょう。

通販サイトでも、ある程度の説明がある場合もありますが、不明点をその場で聞くということは難しい場合が多いです。

そのため、ある程度自分で必要なものや飼育環境を下調べすることが必要で、基礎知識が必要になります。

通販サイトでも、あらかじめ問い合わせれば返してくれることもあります。

特にcharmさんの相談窓口は本当に親切で、筆者も初心者の時に本当にお世話になったので、charmさんで熱帯魚などの購入を検討されている方はぜひ活用していただければと思います。

https://www.shopping-charm.jp/contact_aqua

※ちなみに今回charmさんを強く推していますが、筆者が勝手に紹介しているだけで、charmさんに依頼されて紹介しているわけではありません。(charmさんの目に留まるようなサイト作りを頑張ります)

熱帯魚通販を賢く使う方法

水槽 掃除 水替え

ではメリット・デメリットが分かったうえで、通販を使ってアクアリウムデビューしたい場合に、賢く使うコツをご紹介します。

必ずしもこうしなければいけないというわけではありませんが、結構お得になることもあるので、ぜひ目を通してみてくださいね。

生体は買わず用品を必ず先に用意

熱帯魚を飼育する際の基本に、「水槽の立ち上げ」があります。

実は熱帯魚を飼育するとき、水槽に砂利や水を入れ、ヒーターやフィルターを設置するなどして設備を整えても、即座に生き物を入れるのはリスキーです。

水槽内の水に微生物が住み着くことが非常に重要で、それを待たずに魚を入れると、微生物が働かずに、死んでしまうこともあるからです。

このため生体は後回しで、用品をあらかじめ用意しておく必要があるのですが、用品と生体を別で買うと送料無料の額に届かないこともありますよね。

なので、用品は用品で別途違う通販サイトをチェックしておくと、安く購入できることもあります。

Amazonやヨドバシがおすすめ!

用品を賢く買うなら、価格が安い事はもちろんですが、やはり送料はかからない方が良いでしょう。

そう考えたときに、選びやすいのがAmazonとヨドバシ・ドット・コムです。

Amazonがプライム対象商品が合計2000円以上送料無料なのはもうご存じかと思いますが、ヨドバシ・ドット・コムも送料無料で、実は熱帯魚用品に強く、専用カテゴリーがあるほどです。

水槽・砂利、フィルターなど、水槽立ち上げに必要なものは、あらかじめAmazonやヨドバシ・ドット・コムで用意しておくといいでしょう。

もちろん楽天やYahooショッピングで、ポイントを活用した買い物もおすすめです。

熱帯魚を買うときは消耗品などと合わせて送料無料を狙おう

水槽の立ち上げが終わったらついに熱帯魚を購入しますが、この時もお得に買うポイントがあります。

生体通販も金額指定の上で送料無料になることがありますが、なかなか生体だけでその金額に行かないこともありますよね。

このとき、消耗品も一緒に頼むことで金額を上げ、送料無料ラインに購入総額を引き上げるのが賢い買い方です。

水槽や砂利、フィルターなど水槽立ち上げに必須なものは先に買いますが、それ以外は熱帯魚を注文するときまで買うのを待ちましょう。

具体的に後で買っても良い物は以下のようなものです。

  • カルキ抜き(水槽立ち上げ時は汲み置きで対処)
  • 魚の餌
  • ろ過フィルターの交換用ろ過材
  • ヒーター(水槽立ち上げ時には不要なので)
  • 水温計(同上)
  • 水槽用ライト(※必要であれば)
  • 水草(同上)
  • 海水の元(※海水魚・汽水魚の場合)

これだけ買えば結構な金額になるので、送料無料ラインに達しやすくなりますね。

通販でも安心な生体を選ぼう

最後に大事なポイントは、通販で輸送されることに強い生体を選ぶことです。

もちろん好きな魚を迎えたいという希望もあるかと思うので、魚種にあまりこだわらずアクアリウムを始めてみたいという場合に限ります。

具体的に、筆者も過去に購入したことがあり、通販で失敗しにくい種類は以下の通りです。

  • ベタ
  • グッピー・モーリーなど
  • コリドラス
  • オトシンクスル
  • レッドビーシュリンプ・ミナミヌマエビなど
  • ザリガニ
  • ウーパールーパー

逆に弱い魚種は?

逆に筆者が購入した中で、どうしても輸送中に弱りやすいという魚もいました。

まずネオンテトラやカージナルテトラなど、小型の魚です。小さな魚は出荷前にチェックもむずかしく、やはり体力に劣るので、状態が悪い個体は死着につながりやすいです。

また比較的高水温を好む魚で、かつ若い個体は弱りやすい傾向にあります。例えばピラニアなど肉食魚などで、ある程度成長していれば問題ないことが多いです。

あとは小型のフグなど臆病な魚は、稀に到着時の拒食が見られることがあったので、到着後のケアに注意したいですね。

最後に

コロナ禍でおうち時間が増え、様々な趣味を始める方が多いと聞きます。

アクアリウムは部屋を彩りますし、水槽をいじっていると浮世の嫌なことから離れられるので、とてもおすすめの趣味と言えます。

このご時世であれば通販もおすすめですが、やはり紹介したようにデメリットもあり、そのデメリットは初心者の方に大きな影響があるものも多いですよね。

やはり生き物のことなので適当なことはしてほしくないと個人的に思いますし、心配であれば無理に通販で始めるのではなく、感染拡大が落ち着いた時にあらためてアクアリウムデビュー検討を考えるという選択肢も持っておいてほしいなとも思っています。

当サイトでは初心者の方向けコンテンツも随時追加中ですので、もしよければ一度目を通して、イメージを膨らませてみることも検討してみてくださいね。

私としても、みなさんが後悔のない、楽しいアクアリウムデビューを飾れることを祈っています!

注)紹介しているサービスは、2021年4月現在提供されているものです。公開後改訂されている場合もありますので、かならず各サービスを確認の上でご利用頂きますようお願い致します。

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