いい餌でベタを健康に!実際に試したベタのエサ10品をプロが解説

いい餌でベタを健康に!実際に試したベタのエサ10品をプロが解説

ベタは飼育しやすく、丈夫な熱帯魚として知られていますよね。

実際その通りではあるのですが、じつは餌の問題で病気になってしまう個体がとても多いです。

実際私も個人的に飼育しているベタが餌の問題で調子を崩したり、お店でベタの餌について質問される機会がとても多かったです。

そこで今回は、元熱帯魚店員でべたブリーダーの経験もある筆者がベタの給餌のポイントや、おすすめの餌についてやさしく解説します!

ベタの餌についての基礎知識

ベタ スーパーデルタ

熱帯魚の餌は、どの魚も同じでいいというわけではなく、それぞれの魚の食性や体の特徴に合わせて選ぶのがベストです。

お店に行くとさまざまな餌が並んでいますが、それらは意味があってのことというわけですね。

もちろんベタにも食性や特徴にあった餌があるので、まずはベタはどんな餌を好み、どんな特徴があるのか覚えておきましょう。

ベタは小さな肉食魚

肉食魚というと、体が大きなアロワナや、鋭い牙を持つピラニアなどを思い浮かべますよね。

しかし体の大きさと食性に因果関係はなく、小さくても肉食性の強い魚は多いです。(じつはネオンテトラも肉食性の強い魚です!)

ベタもその一種で、こう見えても小魚や小さな甲殻類、虫などを好んで食べる肉食性の強い魚です。

つまりたんぱく質の多い餌を好む、というわけですね。

意外とグルメ?

ベタは比較的頭のいい魚で、そのせいか餌へのこだわりも強いように思います。

劣化した餌や、そもそも味の好まない餌は食べないこともしばしば。

味の好みは試してみるしかありませんが、開封後時間が経って劣化した餌などは食べなくなるので、あまり無用にたくさん入った餌は避けたほうがいいかもしれませんね。

ちなみに熱帯魚用の餌の賞味期限は開封から半年ほどといわれています。

ベタは便秘になりやすい!

餌は栄養摂取に重要ですが、じつは餌が原因で病気になったり、調子を崩してしまうこともあります。

ベタの場合もっとも多いのが「便秘」です。

人間の便秘はあまり気にされませんが、ベタにとっては生死にかかわる重病です。

排泄がうまくできないとそのまま死んでしまうこともあり、治療も難しいのです。

つまり、喜んで食べても便秘になりやすい餌は要注意というわけですね。

餌の回数は少なめ=餌の質が重要

便秘の原因はベタの消化器官にあります。

消化に時間がかかり、餌の量が多すぎると便秘の原因になります。

なので餌の回数は少なめがベストで、回数が少なくても十分な栄養が摂取できる餌がベストということになります。

ベタのサイズや餌の種類にもよりますが、餌は2日に1回で、食べた後にお腹が丸く膨らまない程度の量に留めるといいでしょう。

私が試したベタの餌を徹底評価!

では早速、上記したポイントをもとに、実際に使ったことのあるベタの餌について解説します。

おすすめ商品には「オススメ!」と書いておくので、ぜひ購入するときの参考にしてくださいね。

オススメ!『キョーリン ひかりベタ』

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私がアクアリウムを始めたときからある商品で、ベタの餌といえばこれ!と言えるほど定番商品ですね。

ベタを扱っているショップでは置いていないところはないといえるほどの商品です。

ひかりベタのおすすめポイントはなんといってもよく食べてくれることです。

嗜好性の高い餌で、それでいてこれで便秘になったということは今のところありません。

細かいことを言えば、粒が小さめで、若いベタやメスのベタから与えられるというのもうれしいですね。

もちろん栄養価も十分なので、迷ったらとりあえずこれを試してほしい一押し商品です。

唯一欠点があるとすれば、容量のわりにちょっと値段が高いということですが、1つ100円ちょっとで売られているので、そう負担になる金額ではないでしょう。

『テトラ ベタ 小粒タイプ』

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ひかりベタに次いでおなじみのベタ餌ですね。

ボトルタイプで、容量を考えるととても値段が安いのが魅力です。

よく売っているベタ餌でボトルなのも珍しいので、湿気などが気になる方にもいいですね。

ひかりベタに比べるとやや嗜好性が低い印象がありますが、もちろん栄養価は十分なので、食べてくれれば安いですしありがたい餌ですよね。

『ジクラ SOD FOOD ベタ用』

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おしゃれな水質調整材などでおなじみのジクラさんの商品です。

例にもれずこのフードもおしゃれな容器ですね。

これちょっと高めなので個人で買ったことはなく、ショップで使っていたんですが、栄養の質を考えるとおすすめの餌です。

粗たんぱく質55%以上はひかりベタよりはるかに高い比率ですね。

嗜好性はひかりベタに軍配が上がりますが、これも十分食べてくれます。

とくに成長期のベタにはおすすめの商品ですね。

オススメ!『B-blast 究極の餌 ベタ用』

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こちらも水質調整材などに力を入れているB-blastさんの餌です。

嗜好性も高く、ひかりベタと同等によく食べてくれます。容量を考えれば値段も割とお手頃ですね。

が、残念ながら私の水槽には合わなかったので、使用をやめてしまった経緯があります。

この餌には水質を安定させるためのバクテリアが入っているんですが、私の使っていた水質調整材と合わなかったようで、この餌を入れた水槽だけモヤが発生してしまったことがあったからです。

もちろんそういった問題が頻発しているわけではないですし、この商品が悪いというわけではなくあくまで相性の問題なのですが、もしベタ水槽の水質調整になにかしらの添加材を入れている場合は、この商品の特性をつぶしてしまうこともあるので、いったん添加剤の使用を中止した方が安心だと思います。

栄養価もSOD FOODに引けを取りませんし、消化の邪魔になる小麦粉なども使っていないので、よく食べて価格も高くないことを合わせて考えるとおすすめの餌と言っていいでしょう。

『sera  ベタグラン』

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seraはホームセンターなどで取り扱いがないのであまりなじみのないメーカーかもしれませんが、餌からろ過材まで幅広く扱う大手のメーカーです。

ベタグランについては、個人的にはとても気に入っている餌の一つです。

というのも、ほかの餌をどうしても食べてくれないときにベタグランだと食べてくれるということが多いからです。

香りも人間にもわかるほど独特なので、それがベタを誘うのかもしれませんね。

置いてあるお店が少ないのと粒が大きめで硬めなのがたまにきずですが、よく使う餌です。

『アズー プロチョイス ベタの餌 小粒』

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あまり知られていないメーカーですが、レインボーなエアストーンなど何気に目に付く面白い商品を展開するメーカーさんです。

そんなアズーさんが展開するベタの餌ですが、私はこの商品を常備して使っています。

なによりいいのが粒の大きさ。おそらくここまで紹介した中でも一番小さいのではないかと思います。

これはちょっと玄人の方にしかわからないポイントかもしれませんが、ベタのブリードで生き餌から人工飼料への切り替えのタイミングで使える粒の小さい餌ってなかなかないんです。

そこでこの小さい粒のこの餌がとても助かるというわけです。

稚魚に与えるにはたんぱく質の含有率がやや低いので調整しながら使うんですが、私は上記した理由でとても重宝している餌ですね。

『キョーリン ひかりベタアドバンス』

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最初に紹介したひかりベタの強化版。

何が違うのかというと、水質やベタの体調を安定させてくれる菌が配合されている点ですね。

あまりベタ水槽の調子を崩したことはないので効果を実感したことはないのですが、食べ残した餌が分解しやすいように思います。

また嗜好性も上がっているとのことですが、もともとのひかりベタもよく食べてくれるので違いは判らず(笑)

個人的なおすすめポイントとしては、アドバンスはチャック付き袋なので湿気などを気にせず使えるというのがうれしいですね。

『キョーリン クリーン赤虫ミニキューブ』

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この商品が、というわけではないのですが、冷凍赤虫は与え方にコツがあります。

赤虫のようにミミズのような餌は皮が消化しにくいため、老ベタには向かず、若いベタに与える場合も細かくカットするのがおすすめです。

また、発色を助ける成分がないので、冷凍赤虫だけで生涯飼育するというのはおすすめしません。

それ以外ではたんぱく質も多いですし、人工飼料の比較にならないほど嗜好性が高いので、成長期のベタの栄養補助やおやつとして与えるのにとても適しているので、冷凍庫に1枚用意しておくといいですね。

『キョーリン 乾燥赤虫』

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赤虫をそのまま乾燥させた餌です。

冷凍に比べて保存も楽で、嗜好性も高いですね。

ただ消化は冷凍よりも悪いので、与える際には砕いて与える、なるべく少ない量を与えるなど配慮が必要です。

若いベタに手軽におやつをあげたいときには有効ですね。

『キョーリン 乾燥 イトミミズ 』

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イトミミズをキューブ上に乾燥させた餌です。

これも赤虫同様に栄養価が高く、好んで食べるベタが多いのですが、同じく消化は悪い傾向にあります。

また、ミミズ一本一本当たりがとても細かいので、水槽内に飛び散ってしまうことも多いです。

なるべく小さくちぎって一口で食べられるようにしてあげて、与える頻度も少ない方がいいでしょう。

まとめ

今回はベタの餌についてでしたが、試した全種類紹介するつもりが思いのほか長くなってしまったので、なるべく入手しやすいものを重点的に紹介させていただきました。

今回紹介した私が買ったことのあるもの以外にもベタの餌はたくさんありますが、選ぶ基本は同じです。

「消化のしやすさ」「栄養価」「嗜好性」の3つのポイントですね。

ぜひ愛するベタの健康のために、ベストな餌を選んであげてくださいね。

やさしい熱帯魚さんサテライトではこの他にもベタについての情報をたくさん紹介していますので、興味のある方はぜひまた遊びに来てくださいね!

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